2月28日に、米Yahoo!から重要な発表がありました。
記事
■Yahoo!、ディレクトリのタイトル&説明文引用を拒否する「NOYDIR」を公開
http://www.sem-r.com/0701/20070301115404.html
Yahoo!カテゴリへ登録すると
Yahoo!がそのサイトの内容を簡潔に表現した説明文を作成して、
その説明文とともにYahoo!カテゴリへ登録されます。
この説明文を「カテゴリ説明文」と言うとすると
Yahoo!カテゴリ登録済みのサイトが、Yahoo!ウェブ検索結果に表示される際には
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タイトル:サイトタイトル(titleタグやディレクトリ登録タイトル等)
説明文:「カテゴリ説明文」+サイト内で検索ワードを含む前後の文章
================================================================
という形式で表示されます。
通常、検索エンジンの検索結果にサイトが表示際には、
サイトのdiscriptionタグがメインで表示されるため
各サイトでは、そのサイトの内容や重要視する内容、キャンペーン等を
dicriptionタグへ記載しています。
ユーザーが検索した際には、説明文から
・検索結果が自分の検索した内容に合致するかどうか
・そのサイトが自分の探している情報を含んでいるかどうか
などを判断するため、サイトの説明文は非常に重要です。
Yahoo!カテゴリへ登録することは、Yahoo!に対するSEO対策上
非常に大きな効果が得られるといわれているため
多くのサイトが登録していますが、
・説明文表示の部分がネックとなって登録しないサイト
・説明文表示は不本意ながら、SEO対策上登録しているサイト
が多数あるようです。
今回のYahoo!の新機能は、
特定のタグをサイトのソースに入れることで
Yahoo!のウェブ検索結果に「カテゴリ登録説明文」を表示させないようにする。
という機能です。
■導入方法
<META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOYDIR">
または
<META NAME="Slurp" CONTENT="NOYDIR">
を、サイトソースのheader部分に埋め込む。
他のmeta tagとの記載順序等は特に指定されてないようですので
meta tagがまとまっている箇所に一緒に記載すると良いかと思います。
■日本では??
Yahoo! Search Blog
http://www.ysearchblog.com/archives/000418.html
を見ると、アメリカ・日本・韓国のYahoo!では現在有効となっているようです。
(拙い英語力ですので、誤りがあったらご指摘ください。)
よって、日本のYahoo!カテゴリ登録済みサイトで
ウェブ検索結果に表示される説明文に不満をお持ちのサイトオーナーの方は
上記タグの導入をお勧めいたします。
■インデックスフルアップデート
ヤフー検索スタッフブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yjsearchblog/
によると、上記に伴いYST(yahoo search technology)
のインデックスをフルアップデートしたそうです。
これにより、順位の変動や評価方法の変動が大幅に起こる可能性がありますので
サイトオーナーの皆様は、ログや順位等をこまめにチェックする必要があると思われます。
今後のYahoo!ビジネスエクスプレスにも何か変更があったりするのでしょうか
今まで以上にYahoo!の情報は見落とせなくなりました。
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